●パソコンとの出会い●
私のパソコンとの初めての出会いは、中学1年生の時です。正確には、小学校から中学校へ上がる際に、進級祝いとして親に買って貰ったのがきっかけでした。当時は一般家庭にようやくパソコンが普及し始めた時期、往年の名機であるPC-9801が全盛を誇る土台を築き始めた時期でした。値段は15インチディスプレイ込みで30万円(!)。いやはや、HDD、CD-ROMドライブなし、FDD2ドライブオンリーでこの値段とは。今ではかなりいい性能のパソコンが2台買えてしまうほどの値段ですよね。
現在メーカーDOS/VパソコンにはそのほとんどにWindowsが搭載されていますが、当時はN88BASIC。CD-ROMもHDDも搭載されていない機種でしたので、FDDが3枚付属しているのみという今では考えられないような初期構成でした。
使い始めの頃はBASICで簡単なプログラムを組んだり、本に掲載されているサンプルプログラムを打ち込んだりして遊んでいました(このおかげで、タイピングがもの凄く速くなりました)。日本語辞書が入っているFDD(これがないと漢字変換ができない)を間違ってフォーマットしてしまい、バックアップディスクも作っていなかったことからNECに泣きついたこともありました(わざわざ支社まで行って、FDDを貰ってきました)。
その1年後にWindowsの前身であるMS-DOSを購入。プリンタも購入してワープロで文章を印刷したり、簡単なグラフを印刷したりすることができるようになりました。