2002年5月1日より、2004年4月までDAVIS社の「Weather Monitor2」という観測機器を使って気象観測を続けてきましたが、4月よりこのシステムを一新。
Davis社の「Vantage Pro」という最新式の気象観測機器に切り替えました。屋上に設置することができるため、周囲の建物などの影響を受けることがほとんどなく、観測の精度(特に風の観測)が大幅にアップしました。
屋根上(高さ6m弱)にアンテナ用のポールを建てて、 そこに観測機器を設置しています。一番上に見える柄杓のような形をしたものが風向風速計、その下に見えるものが転倒升式雨量計、さらにその下に見える白い格子状のものが百葉箱になっていて、この中に温湿度センサーが入っています。各センサーで観測されたデータは無線信号で屋内のコンソール(受信機)まで転送され、屋内にあるパソコンで集計・処理されます。